8月31日のアジLOVEあがりっ♪は、もーりーの時事問題コーナーで「ミャンマー 民主主義を守る戦い」と題してお届けしました。
糸満市議会で県内初のミャンマーの軍事クーデターに対する反対決議を行った糸満市議会から意見書提出者の浦崎さんと、栄町でミャンマー料理のレストラン、ロイヤルミャンマーを経営するソウさん(ミャンマー出身)をお迎えして、軍事クーデターで今なお「非暴力・非服従」の戦いを続けるミャンマーの今に迫りました。
ミャンマーの問題は歴史や多民族国家ならではの社会情勢が複雑に絡み少し理解するのが難しいのですが、今回はなるべくわかりやすいように、浦崎さんにざっくりと背景をまとめてもらいました。そして今起こっているリアルな報告をソウさんに語ってもらいました。
戦後ミャンマーの歴史は市民による民主主義を求める戦いの歴史でもあります。今は軍部がクーデターを起こし大変な現状ですが、ネットを駆使する若者を中心とした頭脳戦ともいえる戦いなど、未来への希望はあると感じました。
ミャンマーの歴史は沖縄に通じるものがあります。かつて沖縄を支配した米軍のキャラウェイ高等弁務官は「沖縄の自治は幻想だ」と言い放ったようですが、今の沖縄ではその言葉が思い起こされる事がいくつも起っています。「民主主義」というのは意外ともろく、しっかりと戦わないとある日気が付けばなくなっているものだという事がミャンマーを通じて知る事ができます。
ミャンマーは今多くの支援を必要としています。まずは番組を聞いて現状を知る事から初めて下さい。そして機会があればぜひロイヤルミヤンマーに足を運び、おいしい料理を食べながらソウさん達からもお話を聞いて欲しいと思います。
https://youtu.be/gSMzO_BdHBg